ベラルーシSvetlogorsk紙パルプ工場に建設中の年産40万トンの新たなパルプ・プラントは、その操業開始が当初計画されていた2016年半ばから2017年へ遅延しそうな状況にあることが分かった。同工場を運営する製紙メーカーであるBellesbumprom社からの情報によると、プラントの設備導入は既に95%完了しているものの、稼働立ち上げに必要とされる多数の承認作業に支障が発生しており、同国非常事態省からの承認を得るべき職場安全許可などがその一例であるとしている。更に、ベラルーシ政府当局とプロジェクト契約者である中国企業との間で、同国の法律に照らした場合に同プロジェクト上の見地に意見の相違があるとしている。今回の8億9千2百万米ドル投資プロジェクトは、もともと2015年12月に完了する予定だった。
6月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ