フィンランドの製紙機械メーカーであるValmet社が、オーストリアHeinzelグループに属するLaakirchen Papier社の製紙ライン改良業務と新ワインダーの設置を担うこととなったことが分かった。今回の改良業務は、同社工場で非塗工中質紙を生産する製紙ライン10号機を、再生コンテナーボード・ラインへの転換を図るものであるとしている。契約の総額は開示されていないものの、Valmet社によれば、今回の様な注文は一般的に500万~1,000万ユーロが相場であるとしている。改良されたラインと新ワインダーの再稼働は来年秋ごろを見込んでいる。なお、改良後の同10号機は、米坪70g以上のコンテナーボード年産45万トンの生産が可能。
10月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ