中国の大手コンバーターで厦門を本拠とするXiamen Hexing Packaging Printing社が、同国中央部の河南省Zhengzhou市に建設予定だった製函工場プロジェクトをこのほど断念したことが分かった。2011年、同社は同市に約2億3千万人民元(3千4百万米ドル)を投資して、年間の加工能力50万平米の製函工場建設計画を公表しており、同社子会社が同工場の運営にあたることとしていたもの。しかしながら、Hexing社は10月この投資を取り止め、当該の子会社も3百40万人民元で売却することを決断した。同社関係者によれば、今回の決定は事業の改善と既存加工能力の活用を目指したものとしている。同様の方針で、同社は福建省竜海市に位置する既存の製函工場を閉鎖し、関連の資産および天津市の同社所有地を総額6千4百万人民元で売却した。
11月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ