フィンランドを本拠とするStora Enso社は、中国広西チワン族自治区北海市に位置する同社板紙工場に於いて、今月末にもBCTMP(Bleached Chemi-Thermomechanical pulp)年産22万トンの新ラインを稼働させる予定であると公表した。このパルプ・ラインは今年5月に稼働開始した消費者用板紙年産45万トンのラインとフルに連結させることになるとしている。北欧巨大企業Stora Enso社の子会社であるStora Enso (Guangxi) Packaging社の役員によれば、当該の板紙ラインは生産を開始して以降極めて順調に稼働を続けており、年内にはフル稼働に入る見込みであるとしている。同ラインで生産された板紙は、主に液体用紙器や食品向け板紙として使用される。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ