スペインの裏白チップボール・メーカーであるPapelera del Principado社(Paprinsa社)は、同国に位置する同社Mollerussa工場での新設備の導入、品質の工場、生産能力の強化を目指す1千2百万~1千3百万ユーロの投資計画を進めているが、この計画の第2段階を実施する為、12月17日より同工場での生産を一時的に止めることが分かった。同社経営陣によれば、今回の休転中にVoith社製の4機のドライヤー、1機のブレード・コーター、2つのエア・フードの新設を行なうとしている。生産の再開は、1月9日を見込んでいる。これに先立って、第1段階の投資計画は今年8月に実施されており、マルチモーター・ドライブや複数の新たな設備を導入していた。今回の投資プロジェクトが完了に至れば、同工場は再生板紙年産13万トンの生産能力を持つこととなる。
12月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ