Pumaプロジェクトで知られるブラジルのKlabin社Ortigueiraパルプ工場は、3月19日~31日の予定で初めての休転に入ったことが分かった。L材、N材パルプ合わせて年産150万トンの生産能力を有する同工場は、2016年上半期に操業を開始したが、今回の保守点検整備が終了後は再びフル稼働に戻るとしている。同社が市場に発信した内容によれば、同社Monte Alegre包装紙工場も4月24日から5月3日にかけて定期休転に入るとしている。同工場は、コンテナーボード、重袋クラフト紙、板紙など5機の製紙ラインで年間106万トンを生産している。今回の保守休転にはおよそ150社の業者と契約を取り交わしており、ボイラー、蒸解釜、パイプライン、発電、配電系統、全体の生産工程の検査が含まれ、工場運転の安全性と信頼性を確保することが目的としている。
3月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ