ロシアのTolyatti社が、同国Tolyattiの製紙工場に於いて新たな再生コンテナーボード・ラインで試運転をスタートさせたことが分かった。同工場が位置する同国Samaraの現地当局によれば、同社は今年中にこの年産4万1千トンラインの立ち上げを目指していたとしている。同工場は、当初2015年に予定していた稼働時期を延期せざるを得ない状況が、困難な経済状態、同国通貨の下落など様々な理由で何度かあったとされている。抄き幅2,600㎜の同ラインは、米坪範囲80g~200gのテストライナーと再生中芯の生産が可能。定期的な操業がスタートする際は、同工場は新たに150人の従業員を採用する予定としている。
3月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ