インドCauvery川が干上がり同地のデルタ地域で深刻な干ばつに見舞われていることで、アジア最大のバガス紙メーカーであるTami Nadu Newsprint and Papers社は、水不足の為、同国Pugalurに位置する同社2工場をこのほど閉鎖したことが分かった。業界関係者によると、同社はKattipalayam村のポンプ場でCauvery川から通常1日約5千6百万リットルの水を汲み上げているものの、ここ数週間は地下水の水位が下がり、水の汲み上げが不可能となったとしている。また、更に事態を悪化させたのは、同社によって進められた追加の井戸掘削が、失敗したと伝えられていることであるとしている。
5月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ