Hengan International社(恒安国際社)が、中国南西部の同国直轄市重慶市に位置する同社工場に於いて、今週初ティッシュ年産6万トンの新ラインを稼働させたことが分かった。23号機となるAndritz社製の同ラインは、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,000mで、直径18フィートのヤンキー・ドライヤーを搭載している。同ラインは、最近同工場で稼働した4番目のラインとなったもので、最初の2機は同様にAndritz社製で2012年から操業を開始したもの。今回のライン稼働開始により、同工場のティッシュ生産能力は合計で年産24万トンに引き上がる。恒安国際社は、中国全土で5つのティッシュ工場を運営しており、全体のティッシュ生産量は年産約126万トンを誇っている。同社は既に、国内第2位のティッシュ・メーカーに成長しているが、今年末ないし来年前半にも生産量合計を年産143万トンまで伸ばす目論見。
5月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ