米国のInternational Paper社(IP社)は、テキサス-ルイジアナ地域を襲ったハリケーンHarveyによる洪水の影響で、8月28日より操業を止めていたテキサス州Orangeに位置する同社のコンテナーボード工場を先週末より操業再開としたと公表した。RISIのデータによれば、同工場は年産795,000トン、日産2,200トンの生産能力となっている。9月8日までの12日間の臨時休転によって、逸失生産量は26,000トンと試算されている。また、ハリケーンIrmaによるフロリダ州、ジョージア州、サウスカロライナ州での影響に関して、同社広報担当者は、予想通りに同社は物流上の課題に直面しており、リアルタイムで展開されている状況を確認しているとしている。
9月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ