インドネシアのAsia Pulp & Paper社(APP社)は、同国スマトラに位置するパルプ年産280万トンのOKI工場を閉鎖したことが分かった。12月6日、同工場のタービン故障が発生した為、同社はOKI工場での生産を完全に停止したもの。この工場には、2機のLBKPラインに電力を供給する4つのタービン発電機セットがあるが、同社広報担当者によると、最近、1つのセットが崩壊し、徹底的な検査と修理の為に、その本体が日本のサプライヤーである三菱に送付されたとしている。また、今週は別のセットがトラブルに遭い、同社は安全上の懸念から工場を閉鎖することに決めた。同工場は、停機が年末まで続くと思われ、約10万トンが逸失生産量になると予測している。
12月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ