フランスを本拠として同国廃棄物管理市場の大手のひとつであるPaprecグループが、スイスに於ける成長を続けている。同社は、スイスのRewag社を買収したとして、先週公表した。スイスAargau州Oftringenを拠点とするRewag社は、廃棄物処理サービス、紙・板紙・金属スクラップ・産業廃棄物などの回収を専業としている。なお、この買収取引の総額については非公表となっている。Paprec社は、2010年以降にスイスに於いてLottner社、Lopatex社、Data Ex 4000社、Reisswolf社を買収して、事業展開を進めてきた。同社によると、同社は機密文書破壊分野の市場では主導的立場にあり、紙・板紙のリサイクルでは2番目であるとしている。Paprec社会長によれば、同社のスイスでの事業開拓は、フランスと同じ戦略に則っており、有機的な成長を達成する為に、地元企業を買収することを目指しているとした。
12月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ