中国税関当局が公表した最新の統計によると、同国12月単月の古紙輸入量は前月比27.3%急減の945,411トンとなり、引き続き下降傾向となっていることが分かった。同国は今年、古紙輸入の引き締めを目指した新たな政策を実施している。主な変更点は、1月1日以降の雑古紙の輸入を禁止し、3月1日から古紙輸入の許可汚染レベルを0.5%に制限することとなっている。この政策は、環境保護省が管理する同国の古紙輸入許可制度と、同国向け古紙貨物の事前検査と中国港での検査をそれぞれ担当しているAQSIQおよび税関当局によって規制され強化されているとしている。2017年の古紙輸入総額は2千5百71万9千トンとなり、2016年に記録された2千8百49万9千トンよりも9.8%減少した。
2月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ