2017年6月10日火災によって破壊されたイタリアRecard社所有のトルコEssel工場が早急に復旧し、稼働再開の漕ぎ着けるのは時間との競争であった。2015年6月に同国Luccaに拠点を置く機械メーカーがEssel工場に供給したティッシュ・ライン2号機の稼動再開に向けて挑み、悲惨な火災が起きてから7ヶ月も経たないうちに、工場は再始動することができたとしている。(生産スピード1,800㎜、抄き幅3,050㎜、生産能力:日産130トン)同社セールス・エンジニアによれば、この数ヶ月の間、同社従業員は絶えず働いて、損傷した部品をすべて修理してプラントを再び稼動させたとしている。機械の残骸を解体し、イタリアに持ち帰り、可能なすべてのものを修理し修復したが、修復不可能な部品は新調したとしている。
2月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ