中国税関当局が公表した最新のデータによれば、同国2月のパルプ輸入量は、LBKP輸入量が急増したにもかかわらず、全体では前月比1.6%減少したことが分かった。LBKPの数量が急伸したのは、昨年11月にブラジル南部に位置するチリCMPC社Guaiba工場に於いて、年産130万トンのLBKPラインでの操業が再開されたことで、中国向けグレードの供給も平常に戻ったことが要因となっている。これにより、1月から2月のブラジルからのLBKP輸入の増加に反映され、51.3%増の204,569トンとなった。通常、ブラジルから中国へのパルプ輸送にはおよそ到着まで2ヶ月を要する。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ