イタリアの段ボール・ケース製品メーカー連合Associazione CISが、その所属企業に於いて3月に実施した調査結果をこのほど公表したが、同国2017年の段ボール・ケース市場は収益面で成長がみられたとしている。その調査結果によれば、回答があった企業全体の74%が前年比5%以上の増収と答えており、前年の結果より14%増加、また、全体の20%の企業は前年並みとしており、前年の24%を下回った。顧客別で見ると、食品・飲料分野は前年比で10%増、製函企業全体の収入の52%を占め、自動車/機械産業は同期間に12%増の43%となった。一方、デザインと家具部門では、前年比3%減の22%となっている。
5月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ