イタリアの競争市場保護委員会(AGCM)は、同国の段ボール・シートおよびカートン分野に価格協定の疑いがあるとして次の複数のメーカーに調査の範囲を広げることが分かった。Pro-Gest社傘下のTrevikart社、Ondulato Trevigiano社、Bergapack社、Ondulati Muranello社。これらのメーカーは、30日以内に監視機関とのヒアリングが要求されるとしている。AGCMによる調査は2017年3月に開始され、段ボール・シートとカートンのメーカーのいくつかが販売価格や値引きレベルの調整を行なったかどうか、更に数社の提示によって顧客の製品群を分割したのではないかを究明するものであるとしている。
5月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ