Eurostatが発表した最新の統計速報値によると、欧州2018年第1四半期の季節要因調整後のGDP成長率は、2017年第4四半期との比較でユーロ圏19ヶ国、EU28ヶ国がいずれも0.4%微増となったことが分かった。2017年第4四半期でも、ユーロ圏19ヶ国で前期比0.7%微増、EU28ヶ国で同0.6％微増とわずかに数字を伸ばしていた。前年同期比でみると、この第1四半期の季節要因調整後のGDP成長率はユーロ圏19ヶ国は2.5%増、EU28ヶ国は2.4%増で推移、2017年第4四半期ではユーロ圏19ヶ国で2.8％増、EU28ヶ国で2.7%増となっていた。

【参考】

ユーロ圏19ヶ国：ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド

EU28ヶ国：上記19ヶ国＋ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、イギリス

5月15日付RISIから抜粋

出典：日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合　ペーパー・トレードブログ