日本製紙グループでは、4月7日午後11時32分に発生した宮城県沖を震源とする地震で、停電などにより操業を一時停止した拠点があったが、下記の通り再開した。
○日本製紙北海道工場旭川事業所(旭川市)…8日の夕方から夜にかけて順次操業を再開。
○日本大昭和板紙秋田工場(秋田市)…10日の午前中から順次操業を再開。
○北上製紙(岩手県一関市)…9日の夜から順次操業を再開。
なお、日本製紙岩沼工場の新聞用紙生産設備2台については、「11日以降、順次操業を再開」と公表していたが(本誌前号既報)、10日午前中に抄紙機1台の総合試運転を開始し、11日から連続営業運転に入った。もう1台についても、操業再開に向けて予定通り準備を進めている(4月11日現在)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 5/9号」より