テトラパック、デラバル、シデルの3社を擁するテトララバル・グループは、東日本大震災の支援物資として、ロングライフ牛乳を提供している。
ロングライフ牛乳は、アセプティック(無菌充填)製法により超高温熱処理で滅菌された生乳を、滅菌した包装材に無菌充填した牛乳。常温保存可能で賞味期限も長いのが特長だ。今回は、国内の乳業会社6社(森乳業、よつば乳業、九州乳業、南日本酪農協同、森永乳業、雪印メグミルク)の協力を得て製造し、被災地域に無償提供している。
テトララバル・グループでは、東日本大震災を受け、第一次支援として100万ユーロ(約1億1,500万円)を拠出、そして4月4日の出荷を皮切りに、計100万パックのロングライフ牛乳の提供・輸送を行っている。納品地域は、宮城県、岩手県、福島県、山形県、茨城県、千葉県の各被災地。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 5/16号」より