凸版印刷の環境パンフレット『エコビジネスのヒント』が、このほどカーボンフットプリント(CFP)マークの使用許諾を取得した。
CFPとは、商品やサービスの原材料調達、生産、流通から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスをCO2に換算し、マーク表示する仕組み。各事業者が商品・サービスごとの排出量を「商品種別算定基準」に基づいて算定し、その結果の検証を受けた後、CFPマークを表示できる。ちなみに『エコビジネスのヒント』のCFP算定結果は1部当たり333g。
凸版印刷では、今後発行する自社の基幹ツールや各種パンフレットなどで、CFPの算定・表示を実施する方針。さらに、同社で請け負う印刷物や包装容器などの製品についても、CFP値の提供サービスを検討していく。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 7/11号」より