RPF工業会は9月20~21日、鳥取県米子市を中心に「第5回工場見学会」を開催、会員67名が参加した。
工場見学は、王子製紙の米子工場と三光㈱の潮見工場・江島工場で行われた。初日の王子製紙・米子工場では、まず工場案内のビデオを見て、レイアウト図で設備および工程について聞いたあと、構内をバスで移動しながら施設の説明を受け、最後に工場に入りN-1マシン・コーター設備を見学。参加者はそのスケールに圧倒されると同時に、「RPF品質の向上と安定がRPFの需要増につながり、新エネルギボイラーの普及が進む」ことに期待を寄せた。
2日目の三光では、潮見工場で感染性廃棄物処理工程と低濃度PCB処理工程を見学し、江島工場では固形燃料製造ラインや選別破砕ラインなどを見学した。参加者は、より少ないオペレーターで最高のパフォーマンスを出せる工夫がなされていること、また、社員への質疑応答を通じて社員レベルの高さを感じつつ、工場見学を終えた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/23号」より