丸富製紙はこのほど、地域経済牽引事業の担い手となる地域の中核企業として、経済産業省が選出する「地域未来牽引企業」に選定された。右図は「地域未来牽引企業」のロゴマーク。
選出された全国約2000社の「地域未来牽引企業」には、地域特性を生かして高い付加価値を創出し、地域事業者などに経済的波及効果を及ぼすこと、地域経済を力強く牽引する事業を積極展開することなどが期待されている。
丸富製紙は、四季折々の豊かな自然に恵まれた富士山麓で、創業以来60余年、共存共栄の精神を柱として顧客のライフスタイルに合わせた家庭紙づくりを進めてきた。
再生家庭紙初のFSC/CoC認証を取得
一方、丸富製紙グループの美藤製紙ではこのほど、再生家庭紙工場として業界初のFSC/CoC認証(リサイクル)を取得した。1月から随時、認証マークを記載した製品を上市していく。
FSCのCoC認証は、適切に管理された森林やその森林から伐り出された木材の適切な加工・流通を証明する国際的な認証制度だが、古紙を再利用した紙製品も、新しく木を伐採する必要がないため、間接的に森林保護につながると考えられている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/29号」より