三菱製紙は、木材チップ専用船一隻(同社必要船腹量の約2割相当)を環境対応の進んだ最新鋭船に更新する。更新時期は2021年の予定で、運航会社は日本郵船。
同船は、低抵抗・高効率でありながら荒天時でも航行性能を維持しやすい最新の船型が特徴。また、従来船より約15%低燃費を実現したエコシップで、バラスト水管理条約と20年1月から規制が強化されるSOx(硫黄酸化物)排出規制(現行基準の「3.5%以下」から「0.5%以下」に変更)に対応した浄化装置を搭載する予定。
【新造船の概要】▽全長:約210m▽全幅:約37m▽載貨重量:約5万9,900t▽積載容量:約430万ft3▽建造造船所:大島造船所
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/25号」より