日本製紙が開発したストローレス対応の学校給食用紙パック『School POP』が、ひまわり乳業の学校給食用牛乳をはじめとした、小型牛乳・乳飲料・乳酸菌飲料の容器に初めて採用された。
ひまわり乳業は、高知県内の学校給食用牛乳紙パックの約3分の2を供給しており、今回の採用で多くの学校給食用牛乳紙パックが、『School POP』に切り替わる。
『School POP』は、学校給食用牛乳をはじめとした小型容器市場でニーズの高い、ストローレス化を実現する紙パック。高知県の学校給食用牛乳の紙パックは約600万パック/年であり、ストロー1本が0.5gとすると、約3t/年の樹脂が使用されていることになる。低学年の児童など、必要に応じてストローを継続使用することを考慮しても、同地域のストロー使用量の3分の1が減少すれば、約1tの樹脂を削減できることになる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/25号」より