王子ホールディングスとグループ会社の新タック化成は、環境に配慮した遮熱ウインドウフィルムを開発し、試験販売を開始した。
遮熱ウインドウフィルムは、車や建物の窓ガラスに貼ることで、室内環境を快適にするほか、冷暖房の負荷低減やガラス飛散防止に効果があるフィルムとして使用される。両社は昨冬、遮熱性と光線透過性に優れた自動車用ウインドウフィルムの販売を開始しており、これに続く製品として今回、環境負荷を低減した遮熱ウインドウフィルムを開発したもの。
新製品は、粘着剤を保護する剥離フィルム基材にポストコンシューマリサイクル材料(使用済ペットボトルリサイクル原料)を使用し、遮熱ウインドウフィルム初となるエコマーク認定を取得している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/26号」より