日本紙パルプ商事は、持続可能な製品の国際的認証制度の一つであるISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を取得した。
ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)は、主にバイオマスの認証制度として欧州で普及が進んでおり、ISCC PLUS認証は、マスバランス方式で製造されたバイオマス原料や再生原料などの製品を、サプライチェーン上で管理・担保する制度。日本紙パルプ商事は同認証の取得により、東京本社と関西支社でISCC PLUS認証製品として販売可能となった。
マスバランス方式とは、バイオマス由来などのサステナブル原料と化石由来原料などを混合して製品を製造する場合に、サステナブルな特性を持つ原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性を割り当てる手法。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/3号」より