王子ホールディングスはこのほど、地球規模での環境問題を解決するために設立された新団体International Sustainable Forestry Coalition(=ISFC)に、設立メンバーとして参加した。
ISFCは、世界的な森林関連企業10社によって設立された。日本からは王子のほかに丸紅と三井物産が、海外紙パ関連企業ではStora enso、UPM、Rayonierが参加しており、参加企業が管理する森林は、合わせて世界27ヵ国の約900万haに及ぶ。持続可能な森林管理を通じて気候変動、生物多様性の損失、森林減少などに対処するとともに、自然資本会計基準の整備への貢献も目指す。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/16号」より