=王子ファーマ=
ホモシスチン尿症治療薬を後発医薬品として承認申請
王子グループの王子ファーマはこのほど、ホモシスチン尿症治療薬(一般名:ベタイン)について、国内における後発医療用医薬品の製造販売承認申請を行った。
ホモシスチン尿症は先天性アミノ酸代謝異常症の1つで、先天的な遺伝子の異常により、メチオニンの代謝産物であるホモシステインが体内に蓄積することで、中枢および末梢神経、心血管、骨格、眼などに症状が現れる希少疾患。治療薬のベタインは植物などに含まれるアミノ酸の1種で、世界60ヵ国以上で販売されており、国内では2024年1月に先発品の再審査期間が終了し、後発医療用医薬品としての製造販売承認申請が可能となった。王子ファーマは、ベタインのボトル包装品(180g)と、アルミ分包品(1g)の製造販売承認申請を行った。