現在インドでは製造業の発展に欠かせない機械産業は技術、価格とも国際競争力が弱く、大半を輸入に依存している。2004年9月から中古機械の輸入が自由化されているが、機械の輸入を再び規制しようという議論が出ている。背景として、インド政府が安全やメインテナンス上の問題点、過小評価額による税収の損失などを挙げており、又、国内機械メーカーから輸入抑制の声が高まっている等も原因。インド商工省では、中古機械の輸入規制導入で以下の規制提案に対するパブリックコメントを求めている。例として、輸入港の限定、製造後5年以内の機械に限定、関税を7.5%から25-30%に引き上げる、船積み前検査のルール徹底等。
8月20日付け 通商弘報から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ