ナインドラゴン社は需要後退の為、新設分段原紙・紙器用板紙抄紙機6台(能力合計245万㌧)の稼働時期を当初発表から多少延期する。天津工場の34号機(55万㌧の紙器用板紙―裏ネズー高板含む)の稼働時期を2011年末から2012年7月、同様に重慶の33号機(34号機と同一仕様)を6ケ月遅らせ2012年末へ延期する。更に福建省泉州市の35号機(クラフトライナー35万㌧)と36号機(テストライナー30万㌧)を2012年8月から2013年半ばに延期。遼寧省沈陽の37号機(クラフトライナー―35万㌧)と38号機(テストライナー35万㌧)の稼働は2013年半ばから2013年末に延期。新設分6台全て稼働すると同社の生産能力は現行1145万㌧から1390万㌧に達する予定。2011年6月会計年度末の決算で利益の減少を報告、純利益で9.22%減少し3.08億㌦となった。利益減の主原因は原料及びエネルギーコストの上昇による。 9月23日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ