米国中西部、東部及び南東部地区はこのところの異常なまでの積雪など極寒の天候に
よる出荷遅延で、紙パルプメーカーにとって工場維持費や費用面でスポット価格の高
騰を招いている。再生紙、段ボール原紙、クラフト紙及びパルプ市場はこの極寒の気
象により、この10年で最悪の状況にある。北米最大のIP社では悪天候の影響で1月は
生産量約4万トン分が逸失し、2月の製函ビジネスにも影響。これは同社の第1四半期
で4千〜5千万ドルの売上に相当する、このうち約2千万ドルは天然ガスの高騰によ
る、としている。
2月9日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ