タイの最大手製紙会社であるDouble A社は、同国内外の紙市場が全体的に収縮している渦中、今後の継続的な成長を狙って世界ブランド戦略を掲げ、新規海外市場への進出を計画している。同社の副社長によれば、Double A社の当面の目標は海外市場向けの売上を、今後3年~5年以内に現在の同社販売シェア80%から90%以上へ引き上げることである。現在、同社はオリジナル・ブランドであるコピー紙を世界140の市場へ輸出しているが、アジア、ヨーロッパ市場への参入を成功裡に終えれば、今年は更に中東市場への進出を図ることとなる。
7月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ