山東省の晨鳴紙業ホールディングスの子会社である武漢晨鳴紙業は、同地の同社工場で年産16万トンの生産能力を有する新聞用紙ラインを改造して、グラシン紙の生産に乗り出した。この改造ラインは紙巾4,800mmで、設計スピードは分速1,100m、年産15万トンのグラシン紙生産が可能である。この工場には昨年稼働を始めた年産60万トンの生産能力がある薄紙ラインも設置されている。この他に武漢晨鳴紙業は同じ市内に、印刷筆記用紙年産18万トンおよび葦パルプ14万トンの工場を所有していたが、2012年に閉鎖していた。
10月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ