ロシアの巨大パルプメーカーであるIlimグループはシベリアに位置する同社Ust-Ilimsk工場の生産能力を年産1百万トンへ引き上げ、昨年操業を開始した同社Bratsk工場と同レベルまで増産体制に取り組むことを計画している。同社会長によれば、Ust-Ilimsk工場は原料調達面・所在地・従業員規模の観点から、十分年産1百万トンを実現可能な工場である、と述べている。現在同工場はNBKP年間71万トン、UKP同7万トンを生産しているが、増産の品種別内訳は現時点では特定されていない。
8月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ