米国OCC価格が西海岸の顧客向けに$5/t値下がりしているが、国内その他の地域では同値のまま持ちこたえており、いくつかの地域ではパルプ代用品価格が再び急騰している。カリフォルニアや、太平洋岸北西部での価格下落の原因は、依然としてロサンゼルス、オークランド、シアトルなどの港湾業務停止や遅延が大きく影響している、と業界関係者は語っている。現行、ロサンゼルス/ロングビーチでのFAS(積出地本船渡し価格)は$159、ロサンゼルス国内向けは$105となっており、2012年9月以降の2年強では最も低い価格となった。
12月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ