インドネシアのAPP社は、このほど同国南スマトラに位置する同社の年産200万トン級のLBKP工場建設に際し、自社用パルプ蒸解設備の導入を決めた。同社役員は、今回の同社が決断した斯様に大規模な展開は世界でも前例がなく、将来的にも他の紙パルプ・メーカーにおそらく追随を許さないレベルとなろう、と語っている。同工場は世界最大の蒸解がまを据え付ける模様で、蒸解工程上の産出量6,000トン/日の撹拌が可能な能力を有することになる。同工場は2016年第2四半期の稼働を目指している。
10月31日付RISIから抜粋