チリのArauco社は、同国Bio Bio州に位置する同社工場に新たな年産150万トンの晒ユーカリパルプ・ライン建設を含めた、同社が掲げる増産・近代化プロジェクトMAPAの第一歩を踏み出すことになった。まず、同工場に$1億2千万を投資し、現在の生産能力と将来導入予定の新設ライン増産分の両方に対応可能な規模で廃水処理システムを新設すると公表した。この新たな処理施設は、同工場内の36.4ヘクタールの敷地に建設予定で、2017年5月より稼働を見込んでいる。建設作業は、6月の2週にも開始される模様。同社によれば、この処理施設建設の第1段階となる6月から2016年1月までは毎月50人の作業員を雇って主に土木作業に従事させることになるとしている。
6月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ