週金曜日、フィンランドで製紙を含む森林産業は終日労働を取りやめることになった。先週、同国政府が発表した諸々の労働政策変更に抵抗して、同国三大労働組合であるAkaba、SAK、STTKが9月18日午前11時より、ヘルシンキに於いてデモを計画しているとされる。同国紙パルプ産業の現場労働者が組織する労組Paperiliittoおよび木材労働者のPuuliittoもデモへの参加と、同日午前6時から24時間の操業停止を表明した。Paperiliittoのすべてのメンバーがデモへ参加するものとしている。同国森林産業協会によれば、政策決定自体や政策立案者に対抗する狙いでの今回のストライキは、結果として広範囲に及び甚大なダメージを直接個人企業へ与えるものであると危惧している。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ