チリを本拠とするCMPC社は、ブラジル南部に位置する同社Guaiba工場の晒ユーカリパルプ年産130万トンの生産能力を有する新ライン2号機の稼働開始準備を終えつつあるが、更に同社は同工場の年産45万トンの1972年製である旧ライン1号機を$4千万を投資して改造する計画を打ち出した。投資総額$13億を投資した最新鋭ライン2号機は来年5月にも稼働開始の予定で、この投資額はCMPC社がチリ以外で実行したプロジェクトの中で最高額である。同ラインは、稼働スタート以降の2年以内に障害の除去作業を加えることによって、年産150万トンの生産能力まで引き上げられることが確認されているが、当面は当初設計通りの年産130万トンへの到達へ尽力するとしている。
12月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ