森林管理協議会(Forest Stewardship Council :FSC)は、ブラジル北部パラー州に位置するパルプ・メーカーJari Celulose社の親会社にあたるJari Florestal社へのFSC認証を一時停止とする措置を取った。同協議会は、Jari Florestal社が2004年以降Vale do Jari地区のAlmeirimにある約72万ヘクタールの認証取得森林を不法占有したと述べている。同社は2009年と2014年に正式認証されていた。同社は自然森林植林を運営しているが、パラー州の木材違法取引を理由に、今年7月に同国環境局IBAMAより同社が罰せられたことで、FSC認証の一時停止が宣せられた。これにともない、違法取引に関し12月に2度目の調査が実施される予定で、警戒措置を取ってFSC認証の一時停止を発効したもの。
12月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ