Inter-American Development Bank(米州開発銀行)は、ブラジルParana州の最貧困地域のひとつであるOrtigueira自治区へ同国Klabin社が計画する新たな最新鋭パルプ工場建設に向けて財政支援に取り組むことが分かった。総額$3億の単独融資・協調融資を通して、同行はParana州史上最大の民間投資となるKlabin社のPumaプロジェクトへ長期融資で参画するとしている。今回のプロジェクトによって、近隣市町村の発展にも大きな影響をもたらすことになり、またKlabin社はこの地域最大の雇用主のひとつとなろう。工場建設中の段階では約8,500の雇用を創出し、また工場の操業には約1,400人の従業員が必要となるとしている。建設される工場は、世界で最も低コストでのパルプ生産か可能で、年産142万トンの設備が導入される。
3月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ