米国Georgia-Pacific社が、今年5月にカリフォルニア州San Leandroに位置する同社石膏ボード原紙工場を永久閉鎖とすることが分かった。同社関係者によれば、同工場の閉鎖は、より利益性の高い技術や大規模な生産が可能な設備を据える国内の他社競合品と比較した場合に、同社の現行運用コストの査定によって今後の競合は不利であり、持続可能は困難として決断されたものとしている。San Leandro工場は、同一ラインで石膏ボードの上紙と裏紙双方を生産可能で、年産8万トンの生産能力があった。同工場は1952年に創設され1996年に同社が買収したもので、従業員は約65人、サンフランシスコ北方20マイルに位置している。Georgia-Pacific社は、過去10年にオクラホマ州Pryorとカナダ・オンタリオ州Thoroldにあった石膏ボード原紙工場2つを閉鎖している。
4月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ