ロシアのIlimグループが同国段ボール・パッケージ市場での存在感を強めている。2016年5月、同社はGofra Dmitrov社が所有していたモスクワの生産拠点の筆頭オーナーとなったことが分かった。同グループは既にレニングラードのIlim Gofraを所有、その他資産の取得と合わせて同社の段ボール・パッケージ生産能力は約2倍となった。現在の同グループの年間生産能力は合計で2億9千万平米となっている。段ボール・パッケージ事業を拡大する決断は、同社のより幅広い発展を目指す戦略に沿ったものとしている。Gofra Dmitrov社はモスクワ地域Dmitrovに位置する近代的な生産拠点であり、あらゆるタイプの段ボール・パッケージを生産している。従業員は200人以上、年産能力は1億5千万平米としている。
5月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ