最新の産業統計によれば、米国8月の工業生産高指数は7月に前月比0.6%微増となった後、8月はやや弱含み前月比0.4%の微減となった。8月の製造業でも7月から反転し前月比0.4%微減となり、これは3月以来の減少傾向である。水道光熱費分野の生産高は前月から1.4%減となったものの、今夏は例年より暑かった為、エアコンの使用が増えたことで前年同月比では1.7%増となった。鉱工業分野では同1.0%微増となったが、これは4ヶ月連続の増加傾向であったが、前年同期比では約9%低いレベルである。2012年の平均と比較すると104.4%で、8月の工業生産高は前年同月比1.1%減となった。また、8月の工業分野の稼働率は同0.4%ポイント下降し75.5%を示したが、この数字は1972年~2015年の長期推移の平均を4.5%ポイント下回っている。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ