フィンランドMetsa Group傘下のMetsa Board社は、今年8月4日に同国Hameenkyroに位置する同社Kyro工場の壁紙原紙ライン3号機を永久閉鎖し、不採算の壁紙原紙生産から撤退する予定であると公表していた。2015年、同工場の売上合計は約5千万ユーロであったが、営業利益はマイナス500万ユーロとなっていた。同工場の全従業員250人との労使法定交渉が完了した結果、同工場の壁紙原紙3号機の永久閉鎖とそれに伴う94人の解雇が決まったとしている。なお、同工場の折りたたみ箱用板紙年産19万トンの操業は引き続き行なっていく。
9月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ