米国Georgia-Pacific社Camas工場の労働者は、同社経営者との労使交渉を2年半近く続けてきたものの、依然として契約に漕ぎ着ける状況にないと、労働組合が伝えている。西部紙パルプ労働者委員会が、2014年5月に契約が失効して以降、労働契約を結ばずに仕事に従事する同社紙パルプ工場の労働者約350人を代表している。労働組合代表が強く主張しているのは、会社側からの最新の申し入れは、新規採用者の賃金カット、労働者の有給休暇低減、標準レベル以下の健康保険であったとしており、労組交渉人もここまで交渉を続けてきたが、会社側の主張はこれまでに経験のない最悪の申し入れであると言わざるを得ないとしている。
10月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ