破産したドイツの再生板紙・紙管用板紙メーカーであるViersen Paperboard社が、操業を停止する予定であることが分かった。破産管理者は声明の中で、同工場の将来の買い手を見つけられなかった結果、債権者委員会で今回の決定が下されたとしている。少数の出荷班を除いてほとんどの従業員は解雇された。Viersen社は既に昨年10月24日に破産申請し、Monchengladbach地方裁判所は法律事務所であるFink Rinckens Heermaを破産管理者に任命した。同破産管理者は、昨年11月末以降、工場の生産能力を年産7万トンに増やすことを目指しつつ、新しい投資家を探していた。同社は従業員約80人、再生板紙・紙管用板紙を年間約6万トン生産していた。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ