世界的な食品・飲料パッケージング・メーカー大手であり、スイスを本拠とするTetra Pak社が、中国南部の広東省仏山市に位置する同社パッケージング素材工場での生産を、7月28日までに永久停止とする結論を選択したことが分かった。同社は仏山工場が将来にわたっての持続可能な運営の保持が不可能と分類し、先週の水曜日にこの決定が公表されたもの。同工場は、1991年当時工場地帯であった同地に開設されたものの、現在は住宅と商業施設に取り囲まれる状態となっている。昨年、近隣住民は、現場での廃棄ガスの排出が当該の基準に適合していることを環境検査で確認したにもかかわらず、工場での印刷およびラミネート工程からの臭気について複数の苦情を提出したとしている。
7月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ