ノルウェーを本拠とするNorske Skog社が、オーストリアに位置する同社Bruck新聞用紙工場での生産をティッシュへ切り替える計画を、同社の継続的な債務再編過程の中で、2018年末まで延期すると決断したことが分かった。同社広報担当者によると、同社の資本再編によって、オーストリアのBruck工場での組織プロジェクトが遅れているとしており、製紙ライン3号機は2018年末まで新聞用紙を生産し続け、 これまで意図していた2017年末に閉鎖されることはないとしている。同社は現在、重要な再資本化プロセスを実行しようとしており、先週、同プロセスへの同意期限を7月12日から7月31日に延期し、第2四半期決算の発表を7月13日から8月23日まで延期した。同工場の3号機は、新聞用紙を年間12万5千トン生産している。
7月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ